534人が本棚に入れています
本棚に追加
/230ページ
ケータイを取り出し、
ニヤニヤしながら誰かにメールしてるヒデくん。
『何を思いついたん？』
『ふふん。
召喚成功。
松本な 実行委員、抜けて今から来るって。』
おぉーーー！！ってみんなから拍手されて
ヒデくんは手を上げてそれに応えて 得意顔。
へ～。
松本くん、来れるんだ～。
『リホちゃん。
今度はニコニコしてるやん（笑）。』
みんなに指摘されて慌てて否定！
『そんなことないよ！
これ、美味しいよ？食べる？』
はー。顔が熱い。
手でぱたぱた扇いで
火照りを覚まそうとして笑われました。
数十分後、松本くんが到着して
6人でいつものようにわいわいお話して
帰りは松本くんに送ってもらいました。
『委員会抜けて大丈夫やったん？』
『まぁ。それより リホ、
今日、何飲んだ？』
『うん？
オレンジジュースと、カルピスと。』
『……酒は？』
『？飲んでないよ。
前に飲んだことあるって 話した時、
２０歳になるまでダメって言ったの 松本くんやん。』
『・・・騙された。』
『えっ？？なにが？？』
『なんでもない。
委員会なぁ、毎回 長すぎやねん。
後半、ダラダラしすぎやし。
でも企画段階から参加出来るんは
いい経験になりそうやし 面白いで。』
楽しそうに仕事内容を語る松本くんは
キラキラして見えて
やっぱり委員長肌だよね。
きゅん。
！！！！！
何 いまの。
今の なし ね。
最初のコメントを投稿しよう！