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サエカは相変わらず笑っている。 気にしていない顔。腹が立った。 サエカは、はっきりと、わたしに聞こえる声でこう言った。 「一昨日と昨日の夜に食べちゃったけど…?」 わたしはため息をつく。 怖くなった。サエカが。 気味が悪くなった。 わたしは振り絞って聞く。 「チョコとクッキーは……猫…なのよ…??サエカ」
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