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死んだはずの俺が、なんでこんな訳のわからない場所にいるのか。
なんで読めもしない本ばかりが並ぶ書庫の中で倒れていたのか。
何故俺の周りには謎の魔法陣が描かれているのか。
何故目の前にいる幼女は俺の存在に気が付かないのか──。
あまりにも異質で異常な光景から、俺はこれまで読んできた『ファンタジー小説』や『ライトノベル』、そして数々の『ファンタジーRPG』を思い出していた。
そう、あるのだ。その中にこの異質で異常な光景が、さも当然かのように繰り広げられる一つのジャンルが。
中高生だけに留まらず、数多くの人に愛され、蔑まれ、そして憧れを与える最高のジャンルが。
なるほど。どうやら俺は、
「さぁ、今こそ我の元へ現れろ! 異ノ世より召喚せしめる者、その名を──」
「井藤キリカ、17歳! ふつつかものですが、どうぞよろしくお願いします! 」
「ッきゃああああああああああ!!?」
──異世界転移してしまったらしい。
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初めまして、七七七七七七七式です!
初の異世界転生?ものです。頑張って書いていくので、是非スター、コメント、本棚登録の方よろしくお願いします!
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