スーパーダーリン

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そうして、僕はなんだか雄大に丸め込まれた。 「おはよう。雄大。」 でも、僕は雄大のスパダリとして尽くして、尽くして尽くしまくることにしたのだが… 寝起きが弱い雄大を毎朝起こしに行って、無防備な寝姿を見る僕の理性は崩壊しそうだった。 「おはよう…あきと」 毎日迎えに来る僕に段々と慣れてきた雄大はより一層、心を開いて無防備になっていく。 ・ ・ ・ 明「あーっ!思春期が憎いぃ!!」 姉「は?なに?」 姉が怪訝そうにリビングで振り向いた。 明「スパダリになると決めたのは僕だけど、何もできないなんて地獄じゃないか!?これ、スパダリとかいる必要ある!?」 姉「ばかか。好きだから大事にするんでしょうが。 要は、その子の気持ちにまだ整理がつかないんでしょ? まあ!健全な男子ならもう二、三度OOOしててもいいけどな!!!はっはっはっ!!」 明「くそー!!」 姉はいつも確信をつくことを言う。 ・ ・ ・ 雄「?、明人、元気ない?」 明「え?そんなこと…」 雄大は僕のおでこに手を当てた。 雄「熱はなさそうだけど、」 明「雄大。キスさせて?」 雄「えっ!?だから、まだ俺はさ、スーパーじゃないからっ…」 明「じゃあ、雄大はいつスーパーになるの?」 雄「え」 明「雄大、何も変わってないよ。 僕は、そのままの雄大が好きだから、変わることは無いと思うけど。」 雄「う、うーん…」 明「それとも、 そんなに、僕が嫌?」
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