イラストシュート!(仮名)

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「どうしよう……これじゃ先に進めないよ」 冒険の途中、私達は障害にぶつかる。 紗英ぴょんがサッカーボールでぶつけてもダメ、ユウ君が氷技を放ってもダメ、千恵の技でも……これは困った。 だから、ここで私ミズキンダーの技が勃発するのだ! 「皆、ちょっと下がってて」 私は姉弟達を背後に隠し、ペンでちょちょいのちょいと爆弾を描く。それもかなりでっかいの。 そして、そーれっ!! と放てばあら不思議。 壁が粉々に崩れましたぁ! グッジョブ私! 「美月スゴい!」 「えへへー、もっと誉めて良いよっ!」 「調子に乗るなよ」 「もー、紗英ぴょんのバカァ! もっと感謝しろー!」 「はいはい、サンキューな」 「何それ!」 ……ねぇ、一つだけ言わせて。 私の事は嫌いでも、作者の事は嫌いにならないでね。
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