夏休み

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 足をおっぴろげて沖村のを受け入れて、男として、屈辱的だとか思ってた最初からすれば、考えられない。  瑛太にされたときだって、ただ屈辱で苦しくて絶望なだけだったのに。  沖村が相手だと、それは全部幸せに変わるんだ。もっと。もっとって。  俺にこんな風にして許されるのなんか、世界中探しても沖村ぐらいだ。  誰にだってこんなこと許さない。 「沖村・・・・・・好きだ」 「もう、俺以外の誰にも触れさせるなよ」 「ーーああ」  沖村が、以外とヤキモチ焼きってのがわかった。俺にたいしてそうなってくれんのは、正直嬉しい。俺だって、もう他の誰にだって触られたくない。お前だけだ。お前だけがいい。  沖村が腰を掴み最奥を目指し突き上げる。チカチカと星が飛び、ビュクビュクと俺の中心から放たれた白濁が俺の体を濡らす。 「ばっ、いきなしっ、あああっ!」  それを合図とでもいうように、律動を始める沖村に、網声もかけられない。  嬌声をあげ、ビクビクと体を震わせ、快楽に耐える。  沖村の息も上がり、時おり思い出したよういに唇を重ねて、何度も何度も奥を抉る。
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