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「あのさ、俺と付き合ってよ。」
「んん?、ああー、え?私?………………
のんちゃんは?あの子、ほら、おっぱい大きいし。」
のんちゃん
急な展開に頭がついて行かなかった。
そのせいか?
のんちゃんが 亨 の事を好きだと言っていた事を思い出したし、あの子は、ほんとスタイル良いからな。
亨 の告白に咄嗟にそんな変な答えをしていた。
普通に答えたけど。
実際の頭の中は、“あわわわわ…あわあわあわあわわ!”
ってなっていたんだ。
はじめて告白というものをされたから。
はじめての告白を経験したのは
亨 とクラスが離れた中三の春だった。
「ん~俺、そんな、おっぱいの事ばっか考えてるわけじゃないし、おまえみたいに、一緒にいたいな、って思ったり話してて楽しいな、って思える人が好きなんだ。」
いやいやいやいや…
あわあわあわあわあわあわ…止まらない。
いや、思考が止まったみたい。
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