中学生時代

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私は、人見知りの恥ずかしがり屋で、気が小さい、人付き合いの苦手な… いわゆる〝コミュ障〟だ。 だった 小さな頃からだったし、中学校にあがったからといって何ら変わりなく、いくつかの小学校から集まるから人数も多くなり、それはちょっとは良くなるのか? と期待したもののそんなことは無かった。 中学生になっても 見た目とは違い、気が小さい人見知りのまま。 背は伸びたし、キリッとした顔つきのせいか 話しかけられても人見知りなせいで無愛想に見えるみたいでツンと澄まして見られて、キツそうで強そうな女の子に見えるらしい。 かっこいいな、と思って入部したバスケ部も、なんだか馴染めなくてすぐに辞めちゃって 仲間とか、上下関係ってのはやっぱり苦手。 中学生になって出来た友だちとも微妙な感じ。 かといって、小学校からの仲良しな女の子ってのもいないし… ついつい逃げるのは、幼なじみの教室だった。 だから、よけいにクラスに馴染めず 仲良しな友だちも、もちろん出来ない。 「はぁぁぁ……智っ、智ちゃん、 智くん~ ってばよ!」 4組は、なんでこんなに遠いのか。 うちのクラスから一番遠いよ。 休み時間のたんびに行くのもしんどいな。 それでも日が経つと、どうにかこうにか? 数人の女友達も出来たし、毎時間 智のクラスへ行くことも少なくなった。 友だちに合わせて、つまらない話とかにも一応ノって(いる振りをして)私としては、上手に乗り切ってる。と、思っていた。 けど、 女の子のグループの奇数というのは魔の数だ。 自然と私は友達二人から離れ始める。 微妙……な中学生時代。
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