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じっくりと時間をかけて希望の身体を愛撫してから、ライは希望のズボンを下着ごと脱がした。希望のそこは、大人しく戸惑ったままの希望の態度とは対照的に、これから与えられる快感の予感に震えて涙を流し、頭をもたげている。その先走りで後ろを解いていく指を一本、二本、そして三本と増やしていった。
希望がじっくり慣らされながら与えられる甘い刺激に気を取られているようなので、時折不意をついて胸を弄ぶ。胸の刺激に反応して、下で咥えた指をきゅうっと締め付ける。その反応の良さが面白くて、ライは何度も繰り返した。そうやっていると、弄ばれていることに気づいたのか、希望が潤んだ瞳でライを睨みつける。
「んっ、もぉ……! あっ、あそば、ないで…っ!」
「……ああ、ごめんごめん」
「ひぁ……っ!?」
乱暴に全ての指を一気に抜き去ると、突然のことに希望が悲鳴をあげて、身体がびくんっと大きく震えた。尻をつき出すような体勢で、Tシャツも捲られ胸を晒されても、律儀に両手は壁につけたままの希望の様子にライは笑う。じっくり慣らされた蕾は赤く充血して、ひくひくと震えて受け入れようと待っているようだった。
十分楽しんだし、いじめたし、もういいか。と、ライは自分のものを希望の尻の間に擦り付ける。
「ひぅっ……?!」
熱く、固くなった欲情の証に、びくりと身体を震わせて、希望が振り向く。こうされることなどとうにわかっていたはずなのに、希望が驚いた顔をしていることがライには可笑しかった。
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