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その翌週、保育園から帰る時のこと。
ミヤが園庭の砂や虫を口にしたと保育士さんから口頭で伝達があった。
詳細は連絡帳に書いてあり、異物を飲み込んだ様子もなくミヤの体調も悪くなっていなかったと伝えられた。
「でも念の為注意して見てあげて下さい」
その若い保育士さんは言った。
私から見てもミヤはケロッとした顔でいつも通りの様子だったので、大事ではないと判断をして園を後にした。
「今日、ばっちい事したんだって?」
「そうなの?しらなーい」
ミヤはくすくす笑っていた。
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