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驚いた。
スタンガンなんかで打たれたせいで
耳がどうかしてしまったのかもしれないと思った。
「口で……?」
「ん……」
だけど薫が僕の頭に手をかける仕草で分かった。
そのまま軽く膝を開く。
本気で促してるんだ――。
「いいよ……してあげる……」
穏やかそうに見えて実際
結構切羽詰まった状態なのかもしれない。
僕が体勢を低くすると
もうすぐ与えられるって想像だけで――。
「ハァ……」
可愛いことに薫のモノは
爆ぜる間際のほおずきみたいにもっと膨らんだ。
顔を埋めあいた手で陶器みたいな肌を弄る。
白い身体は熱を帯びたようにほんのりと桜色に染まった。
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