5-9.策略はどちらも好む手段だから
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「わかりました、絶対に僕が守る!」 公的は「私」と一人称を偽るエイデンだが、本来の口調が顔を覗かせていた。剣の扱いでは国内でも3本の指に入る実力者だ。半月刀を操るショーンと互角に戦うエイデンは、金髪を後ろでひとつに結んだ。 普段は静かな謁見の間に、遠くから響く剣戟の音が届く。そして足音が響き――重い扉が開かれた。
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