古内と新田、入学する
2/3
読書設定
目次
前へ
/
21ページ
次へ
私こと古内は、小学一年生にして、すでにこの世に新しいことなどないのだと気付いてしまった。私の友人である新田もきっと絶望してる。なぜなら彼は常に無表情だからだ。 新田は彼の叔母に連れられ、私は私の母に連れられ、醜い入学式という名の行事にやってきた。 新生活を有り難がれと図々しい主張を押し付けてくる桜まみれの入学式の門をくぐったわけだが、新田はそんな図々しいおしつけがましさに心底虚しいものを感じたはずだ。
/
21ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!