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涙より先き真実を隠していたこの家族に怒りの方が勝っていた
「ねぇ なんでそんな事を今更言ってき
たの?」
僕は聞かずにいられなかった
「それはね、そろそろ言ってもいいかなって思ったから・・・」
「なんでなんでそんな大切なことずっと黙ってたの?」
僕は部屋に走った。
「うあ゙ぁあ あ゙ぁあぁ゙ああぁん」
怒りが収まったら泣かずに居られなかった
そこから何分泣いてただろう
ようやく落ち着いた 何年ぶりに泣いただろうとか考えてた
「ねぇ レノ落ち着いた?」
「だいぶ。」
「なら部屋から出てきてよ」
「やだ! 今は誰にも会いたくないほっといてくれ!」
僕は初めて親いやおばさんに怒鳴った・・
「わかった ・・・ 」
おばさんの声はほんとに悲しそうだった
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