第一章 1人

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涙より先き真実を隠していたこの家族に怒りの方が勝っていた 「ねぇ なんでそんな事を今更言ってき たの?」 僕は聞かずにいられなかった 「それはね、そろそろ言ってもいいかなって思ったから・・・」 「なんでなんでそんな大切なことずっと黙ってたの?」 僕は部屋に走った。 「うあ゙ぁあ あ゙ぁあぁ゙ああぁん」 怒りが収まったら泣かずに居られなかった そこから何分泣いてただろう ようやく落ち着いた 何年ぶりに泣いただろうとか考えてた 「ねぇ レノ落ち着いた?」 「だいぶ。」 「なら部屋から出てきてよ」 「やだ! 今は誰にも会いたくないほっといてくれ!」 僕は初めて親いやおばさんに怒鳴った・・ 「わかった ・・・ 」 おばさんの声はほんとに悲しそうだった
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