転生のシーン

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転生のシーン

「き…、きろ、起きろ天照(あまてらす)」 うん、僕は先ほど自殺したはずだが。おぉそこにいるのはごり(ごりお)じゃないか。 「あぁ、起きたよごり男」 辺りは真っ白だ。なんだここは。 「ここはどこだいごり男」 「ばっかおめえ、死んだあとのこんな空間なんてお馴染みだろ」 「そうです、巷ではや「あれだよあれ、閻魔様のあれ」」 おーい、なんか言いたそうな奴がいるぞ。 「俺は今まで嘘はついたことないが大丈夫か?」 うーん、今勘違いというなの嘘ついてるんじゃないかなぁ。 「きっと、俺達の行動を今も監視しているに違いない」 そーだよ、君の後ろで監視してるよ。 「こほん、閻魔様ではないがか「あーーー」」 どうしたごり男。腹がすいたか。 「まるごとバナナ買ったまま、食わずに来ちまったちきしょう」 いや本当にそうなのかもっとあるんじゃないか。 「ごり男、後ろ後ろ」 「あん、なんだよいきなり」 「とりあえず後ろ向けって」 「おい、天照。知ってるだろ俺幽霊が怖いってよぉ」 幽霊よりももっとヤバイやつが後ろにいるぞ。 「まぁ、今の幽霊の俺なら対等だと思うけどな」 おい、いきなりシャドーボクシング始めるな、当たるから後ろに当たるから。 「落ち着けごり男」 「安心しろ天照、幽霊なんて俺の一撃で」 グシャャと音がなる。 「「あっ」」
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