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「こんな素敵な部屋でふたりで一緒に暮らせるなんて、お父様のお陰ね」
「そうだね。父に感謝しないとね」
「じゃあ、私はこれからいろいろと準備もあるし、今日はもう家に帰るね。これからふたりで暮らすマンションも確認できたし、叔父様ともお会いしてお話もできて良かったわ。明日は何時頃、ここに来ればいい?」
「十一時頃でいいよ。何も焦ってないからさ。ひとまず暮らせるようになれば、あとは少しずつ揃えていけばいいし」
「そうだね。慎一の身体のためにも少しずつゆっくり揃えていこうね」
「じゃあ、僕も今日のところは叔父さんの家に戻るかな。練馬駅まで送るよ」
ふたりはマンションを出ると練馬駅へと向かった。
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