ダメ男製造機?

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薄着で出て来ていた。 由良は肩より10センチほど下へ長い髪。 ひとつの三つ編みに編み込んで、さらに短く感じる。 何も手を入れていないというか、入れる暇がない。 黒髪ストレート、身長は155センチ、ガリガリだった。 由良が良く避難で使う公園で時々、たまに見かける女の子は、今時の茶髪で腰より少し上のロングの髪。 ピンクや白の似合う、清楚系お嬢様で、持っている鞄もいつもブランド物だったから目立っていた。 そのせいか、良く覚えていた。 一度すれ違った時は、踵の高い靴を履いていて、随分背の高いイメージがあったが、実際は自分より少し高いくらいかと思えた。 その彼女が少し離れたベンチにいた。
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