記録

人は必ず死ぬ

身近な人の死をみて、人は必ず死ぬんだと改めて実感した。生きている間、何をしようが何を築こうが最後はあっけなく死ぬ。
今自分がやっていることを見直してみる。
それは本当に自分がやりたいことか、亦は将来的に自分のやりたいことに繋がるのか。
勉強でも仕事でも、何となく、周りがやっているから、頑張ることが大事だからとか、社会に流されていないだろうか。
それがダメだとは言わない。むしろ、そうした方が周りからは頑張っているねと評価されるし、お金だって稼げる。成功すれば立場も上がり、周りに人が増え、財産を築けるかもしれない。
でも、そんなのは死んだら終わりだ。
生きている間に何かを達成したという結果には何の意味もない。
この世に生きる意味、目的なんてない。
頑張らなきゃいけない道理なんてない。
働いてお金を稼ぐのは生きるためだと言うが、それはおかしい。いずれ確実に死ぬのに、生きることが目的だと。
大事なのは、自分がそれで楽しいのか。
楽しくもないのに生きる。正に無意味。
では、楽しいことだけやっていれば良い人生にできるのか。できない。
残念なことに、お金がなくてはどうにもならない。お金も稼げて楽しい仕事をすれば良いのではと思うかもしれない。確かに、それが理想だ。でも、それが叶えば苦労しない。
自分がやっていることに疑いなく、それが自分の生きがいだと信じている人はそれでいい。
僕はもうできない。
一度深く考えてしまえば、もう素直に社会に従うことはできない。
僕は今、学生だ。生意気なことを言うなと思うかもしれない。
猛勉強して、優秀な大学に入って、就職する事が(誰が言ったという訳ではないが)目的だという風潮がある。
頑張らないことは許されない。頑張り続ければ絶対良い人生が送れるかのようにいう。
有名大学に入れば、周りからは評価され、一つ達成したといえると。立派だと。
そうして、僕も、僕の友達も疑問を抱きながらも、ただ頑張っている。
嫌だよ。頑張りたくないから言い訳をしているわけではない。何のためかが明白でないのに、熱心になることはできない。

まだ思うことはあるが、それを言い表す言葉が分からないからここまでとする。
一つ最後に
何がどうである、何することが生きることだ、
そんなことは僕が決める。