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ルークとお姉様の友情って男と女というか…男同士の友情っぽい?
何だか、お互いをリスペクトした上でなりたっているような、そんな感じがするのです。
漠然と…なんですけどね。
我ながら、ほんとに不思議…。
私はじつは、自分で思っているほどルークのこと好きじゃないのかしら?と思ってみたりもしましたが、それは、ない!と断言できます。
ルークが笑顔になるのを見るだけで胸がきゅんとするし、ルークがいないと寂しいのです。
それに、きっと、お姉様以外の女の人とルークが仲良くおしゃべりでもしようものなら、きっと私、すご~く嫌な気持ちになると思うのです。
嫌な女の子になってルークに嫌われちゃわないか心配です。
そんな事をあれこれ思い悩んでいると不意にルークに声をかけられました。
あわわわわ!
そうです!今、まさに、これからラフィリルに向かうのです。
魔法で移動するのです!
瞬間転移です!期待とドキドキが止まりません!
「イリューリア?準備はいい?」
「はっ、は、は、は、はいっ!」
慌てて返事をする私の手をとり、ルークはにっこりと微笑みます。
ルルーやマーサも一緒に行くのは心強いです。
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