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「でもさ、認めるの怖い気持ち分かるよ。だけど、行動にいつのまにか移してるほど、自然と相手に惹かれてるのってあると思う。それを好きだって認めるも認めないのも、自分次第だけどね」
若菜は私の気持ちをくみとってくれたように、茶化すことをやめて、寄り添ってくれた。
こういう時、お姉さんだなって感心してしまう。
「ありがとう、若菜。ブレスレット届いたら見せてね」
「おっけー、今度つけてくるよ」
そう言っていると、チャイムが鳴り、私たちは仕事へ戻っていった。
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