二章 恋愛相談

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「でもさ、認めるの怖い気持ち分かるよ。だけど、行動にいつのまにか移してるほど、自然と相手に惹かれてるのってあると思う。それを好きだって認めるも認めないのも、自分次第だけどね」 若菜は私の気持ちをくみとってくれたように、茶化すことをやめて、寄り添ってくれた。 こういう時、お姉さんだなって感心してしまう。 「ありがとう、若菜。ブレスレット届いたら見せてね」 「おっけー、今度つけてくるよ」 そう言っていると、チャイムが鳴り、私たちは仕事へ戻っていった。
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