一章 パワーストーン店

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とりあえず、自分の誕生石であるアメジストは欠かせない。蛍石も好きだからいれてほしい。 私は願い事というより、ただのブレスレット作りをしている気分だった。 そんな私に、突然男性が話しかけてきた。 「お好みの雰囲気とかありますか?」 私はびっくりして顔をあげると、そこには眼鏡をかけた優しそうなひ弱そうな彼がいた。 私は一瞬頭にこんな言葉が浮かんだ。 『私、この人と恋をしそう』 一目惚れとは何か違うきがした。 ただ、この人も私を好きになってくれて、恋をしてしまいそうと直感で思ったのだ。
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