入水

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ

入水

「母上、安徳。すみません。 私も共に、、、。」 ザブーン 後の物語、『平家物語』。 この中に記された建礼門院入水の段で「弥生(やよい)の末の事なれば、藤(ふじ)がさねの十二単の御衣を召され」という文が、世に言う十二単の名の元になる。 そして、物語には記されていない、史実にない裏語りが、これから始まりを迎える。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!