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未来
A「わ、なんかキラキラしてる」
B「間に合った、そのホットドッグを食べてはいけない!!」
A「え、何よいきなり」
B「私は百年先の未来から来ました。あなたはそのホットドッグを食べてはいけないのです」
A「な……何で?」
B「あなたはそのホットドッグを食べた事で食中毒を起こします。それを助けてくれるのはお喋りな友人フランソワ。彼女が吹聴しまくったおかげでホットドッグスタンドの売り上げは激減。店主は路頭に迷い、一家そろって無理心中。その中に、四歳の娘がいますが、彼女は死ななければ未来の世界を平和に導く指導者を産むのです。ですが、あなたがホットドッグを食べれば、指導者は生まれず、世界大戦が巻き起こり、やがて世界は炎の渦に巻き込まれ、未来はすっかり荒廃します」
A「えーと、よくわかんないけど、これ食べたら食中毒になんの?」
B「はい、なります」
フランソワ「聞いたわよ? 腐ったホットドッグを売りつけられたですって? これは町中に言いふらさなくっちゃ」
B「クソアマ!! 盗み聞きとはふざけた真似を!! 未来の為にもぶっ殺す!!」
A「いっちゃった……。何だったんだろ(ぱく)」
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