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密会
次の日、俺は店の店長に相談した。
誰からも慕われる兄貴的な存在。
わかった、それでお前はどうしたいんだ?
俺は‥。
妻の事が頭をよぎる。
なぁ、お前がここに来たとき俺がきいただろ?
子供はいないのかって。
お前は諦めますっていってたよな。
つまらん人生だろうなって思ってたよ。
そう、妻は音楽の仕事をしていてはっきりいって続けるには子供は必要なかった。
そんなことは俺もわかっていて、半分諦めていた。
今の彼女とは楽しいだろ?
希望があるだろ?
だったら決めることだ、そうなりたいとおもって行動すればいつかなれるさ。
店長はそういった。
彼女が俺にあってすべてを話してくれた。
そして、今俺のことを愛してくれている。
考えることもない、自分の思いは決まっていた。
どうして俺なんだろう、全てが運命に思えた。
その日から妻に冷たくあたるようになった。
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