第1章 アタル

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「変な占い師な気もするけど、ああいうのが当たるもんなの?」 駅地下をぶらりと歩きながら、俺は尋ねる。 「ううん、こんなんじゃなかったよ前回は、」 変だよ変と勝手に頷きだす亜未は、なにかを悟ったかような顔をして立ち止まる。 「よっぽど酷いんだよきっと、光の不幸。」
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