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A「おい、そこのお前ぇ!」
B「なんだよ、
口にもの入れたまま話し掛けてくんなよ」
A「そうだ、
私はサンドイッチを食べている。
ところでピクルスは好きか?」
B「そんなたっぷりケチャップ漬けたやつ、
よく歩きながら食べれるな」
A「私は強いからな」
B「そりゃ羨ましいね」
A「羨ましいってサンドイッチの事か!
まさか、お前もお腹空いてるのか!?
ピクルスならやるぞ?」
B「さっき僕も食べたばかりだよ。
大体、道行く他人に
サンドイッチ貰えるほどメンタル強くないし」
A「お前も私みたいに強くなりたいか?
強くしてくれる食べ物、知ってるぞ?」
B「間に合ってるよ。今のままで満足。
ところで用ないなら僕、帰りたいんだけど」
A「いや、用という程じゃないのだが…」
B「うん?」
A「実はな、ピクルスを誰かに食べさせないと…
え~と…、
あ!祖母が病を患う呪いに掛かっていてな?」
B「素直に“食えない”って言えよ」
A「なんだと!!私を舐めるな!!
私がその気になれば誰も敵わぬぞ!?」
B「じゃあピクルスくらい食えよ」
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