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「ただいまー」
「あ、ひろくんお帰り~!じゃーん!今日バレンタインでしょ?
なんと、私の手作りチョコです!」
リサは、にぃっと笑って、赤いラッピングがされてある箱を俺に渡した。
「おー!手づくり!料理上手の方と結婚できて、俺は幸せです」
俺は、よよよと大げさに泣くまねをした。
リサ、早くあけてというように、俺の袖をひっぱってリビングに行こうとした。
「おとととっと。ひっぱらないで。はい。俺からも」
俺は、小さな箱を渡した。
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