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約束の時間通り志高さんはお店にきた。
何事もなかったかのように
普通の顔をして俺の前に座る。
いつもポーカーフェイスだから
普通なのかなんなのか。わかんないけどね
『咲いつもの頼む』
『かしこまりました』
俺も特に意識しないことを心がけて仕事に集中した。
志高さんはいつものようにパナマを3杯飲み干し、帰路についた。
志高さんが帰宅して
ホッとしてしまう自分。
とにかくこのまま毎日をやり過ごそう。
明日は久々の休暇だし
夏目さんのお店に顔をだそうかな。
店が閉店時間になり俺は仕事を終えて
まだネオンの明るい繁華街を歩いた。
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