2329人が本棚に入れています
本棚に追加
/427ページ
第3章 Forced kiss
まさか志高さんが俺と同じように
男が恋愛対象だったなんて。
本当に思ってもみなかった
しかも…俺を欲しがってるなんて
志高さんとのキスを思いだし
……戸惑う
あーまったくだ。
店の外の路地裏で煙草の火をジリジリと消した。
" 今日いつもの時間に行くから "
ここで俺が動揺を見せたら
相手の思うつぼだ。
以前とは変わらない態度で
でも…これ以上関わらないようにしていく
あくまでも
志高さんはお客の1人だ。
俺は自分に言い聞かせてお店に戻った
開店まであと30分
今日も忙しくなりそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!