これは全部、あのコの所為

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これは全部、あのコの所為

ネス視点 心臓の音がうるさい。 胸がモヤモヤして、今まで体験したことのない気持ちに襲われる。 僕がおかしくなったのはあの子が、…リュカが転校してきてからだ。 この気持ちは………何…? 数週間前─ ピット「あ、ネス~!!!!!」 後ろから呼ばれた気がしたけど… どうせアイツだし、無視でいいや ネス「……」 ピット「ねぇねぇねぇっ!!!!ボク達のクラスに転校生来るんだってさ!」 転校生、と言われても別に興味は湧かない 他のクラスだし、関わることは無いだろうし… とりあえず、返事はする ネス「へぇ~」 ピット「…今、興味無いとか思ったでしょ」 ネス「げ、バレた。まぁ、関わることなんて無いだろうしさ」 ピット「そうかも知れないけどっ!」 ネス「否定はしないんだネ」 ピット「で、その転校生がね凄い可愛いらしいのっ!」 ネス「女子?それならもっと関わることないだろうねー」 ピット「いやいや、分かんないよ?ネスの事好きになるかもじゃん?」 ネス「尚更無いわぁー」 ------------- ピットとそんなような話をした事を思い出す 関わる事なんて無いと思ってた…のに 転校生「い、たた…。あっ、ごごごごめんなさいぃ……!」 眼の前にあの、あの転校生がいる
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