10人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
リュカ視点
今日は転校して、初めての日だ。
クラスに溶け込めるかな…、嫌われないかな……
不安な事ばかり頭に浮かぶ
とりあえず、自己紹介からだよね、頑張らなくちゃ
リュカ「-から転校してきました。リ、リュカと言います…っ!よ、よろしくお願いします」
ガノン(先生)「ピットの隣が空いてるな。そこへ座ってくれ」
リュカ「は、はい……っ」
ガノン「ピット、リュカに色々教えてあげてくれ」
ピット「分かりましたー!」
リュカ「よ、よろしくお願いします。ピットさん」
ピット「うん、よろしくね~。あ、呼び捨てでいいよ」
リュカ「は、はい…っ」
ピットさん。いい人そうで良かった…
比較的喋りやすい
ガノン「ホームルームはこれで終わりとする」
ピット「じゃ、早速、学校の中回ろっか!」
リュカ「はいっ!ありがとうございます、ピットさん」
ピット「あ!呼び捨てって言ったでしょ~?」
リュカ「あ、ピ、ピット……?」
ピット「うん!それがいいね」
それからピットさ………ピットがこの学校について色々と教えてくれた
その途中で、ピットの友達さんにも会った
どの人もいい人そうで安心…。
ピット「うん、これくらいかな」
リュカ「ありがとうございました!少し一人で回ってみます」
ピット「一人で大丈夫?」
リュカ「はいっ、迷ったら先生に聞いたりしてみます……っ」
ピット「気を付けてね!教室で待ってるからっ!」
リュカ「はいっ!」
────────────
ここを曲がれば、渡り廊下……っ!?
全身に衝撃が走る。誰かにぶつかっちゃった…?
恐る恐る目を開けると、僕より少し背の高い男の子も転んでいた
リュカ「い、たた…。あ、ごごごごめんなさいぃ……!」
どどどど、どうしよう……。
と、とにかく謝らないと…っ
リュカ「本っ当にごめんなさいぃ……。僕がしっかり前を見ていないせいで…」
??「僕もよそ見してたし、謝らないで。ケガとか無かった?」
リュカ「ぼ、く……ですか?…だ、大丈夫です…っ!」
??「それなら良かった。ほら、立てる?」
そう言って男の子は僕に向かって手を差し出してくれる
最初のコメントを投稿しよう!