これは全部、あのコの所為

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リュカ視点 今日は転校して、初めての日だ。 クラスに溶け込めるかな…、嫌われないかな…… 不安な事ばかり頭に浮かぶ とりあえず、自己紹介からだよね、頑張らなくちゃ リュカ「-から転校してきました。リ、リュカと言います…っ!よ、よろしくお願いします」 ガノン(先生)「ピットの隣が空いてるな。そこへ座ってくれ」 リュカ「は、はい……っ」 ガノン「ピット、リュカに色々教えてあげてくれ」 ピット「分かりましたー!」 リュカ「よ、よろしくお願いします。ピットさん」 ピット「うん、よろしくね~。あ、呼び捨てでいいよ」 リュカ「は、はい…っ」 ピットさん。いい人そうで良かった… 比較的喋りやすい ガノン「ホームルームはこれで終わりとする」 ピット「じゃ、早速、学校の中回ろっか!」 リュカ「はいっ!ありがとうございます、ピットさん」 ピット「あ!呼び捨てって言ったでしょ~?」 リュカ「あ、ピ、ピット……?」 ピット「うん!それがいいね」 それからピットさ………ピットがこの学校について色々と教えてくれた その途中で、ピットの友達さんにも会った どの人もいい人そうで安心…。 ピット「うん、これくらいかな」 リュカ「ありがとうございました!少し一人で回ってみます」 ピット「一人で大丈夫?」 リュカ「はいっ、迷ったら先生に聞いたりしてみます……っ」 ピット「気を付けてね!教室で待ってるからっ!」 リュカ「はいっ!」 ──────────── ここを曲がれば、渡り廊下……っ!? 全身に衝撃が走る。誰かにぶつかっちゃった…? 恐る恐る目を開けると、僕より少し背の高い男の子も転んでいた リュカ「い、たた…。あ、ごごごごめんなさいぃ……!」 どどどど、どうしよう……。 と、とにかく謝らないと…っ リュカ「本っ当にごめんなさいぃ……。僕がしっかり前を見ていないせいで…」 ??「僕もよそ見してたし、謝らないで。ケガとか無かった?」 リュカ「ぼ、く……ですか?…だ、大丈夫です…っ!」 ??「それなら良かった。ほら、立てる?」 そう言って男の子は僕に向かって手を差し出してくれる
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