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A「ああ~、暇だな~。
こんなに穏やかないい天気なのにホットドッグ食べながら歩くことしかする事がないなんて」
B「たまにはいいんじゃない?
いつも好奇心で色んな事に首突っ込んで変な事件に巻き込まれてるんだから。
たまには大人しくしてろっていう神様からの啓示だよ」
A「(じと~んとした目でBを見てため息)
……ねぇねぇ、ホットドッグって何でホットドッグっていうのかなぁ~」
B「なんだよ、薮から棒に……?」
A「暇すぎてそんなどーでもいい事考えちゃうの~」
B「そんなに暇なの?
確か……ダックスフンドって犬に形が似てるからって聞いたことあるけど」
A「え~っ……答えがつまんない~」
B「つまんないって言われても。
それじゃあウインナーの肉が犬肉だって噂されたから?」
A「えっ……。
それ、本当なの……?
私もう一口食べちゃった……」
B「いや、噂だって言ったろ?
俺の話、ちゃんと聞いてないだろ。
……まぁ、よくある都市伝説の一種だよ。
水道管の中には大蛇が住んでるとか肉屋のおじさんは人肉を売りさばいてるとか、そういうのと同じ次元。
実際は全部作り話。
デマだよ」
A「(ホットドッグを見つめながら少し考えて)そうかなぁ……?
全部が全部、絶対にデマだ、なんて言い切れる?
それをちゃんと調べて立証したわけでもないのに」
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