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B「し……死ぬかと思った…」
A「すごい!よく死ななかったね?」
B「言うことはそれだけか?」
A「だからダメだって言ったのに……あれは私専用の、魔法のかかったご飯なんだよ。それを普通の人が食べたら、ああなっちゃうんだからね」
そう言って、彼女は倒れて動かなくなったシロを指差した。
シロの腹から破裂するように飛び出した“何か”はシロの腹を突き破り、真っ白だった体と辺りを真っ赤に染めていた。
俺も慌てて吐き出さなかったら、あんな風になっていたのだろうか。
A「君のせいなんだから、シロの死体片付けるの手伝ってよね」
B「なあ……お前が食べていたものって、何だ?」
A「…………本当に、知りたい?」
今まで見たことのないような冷たい目で、彼女は俺を見た。
B「……いや……やっぱりいい」
A「そう良かった。でも、朝ご飯取られちゃったからお腹すいたな…」
そう言って、シロの死体を見ながらペロリと唇を舐めた。
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