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「あの、明日から私が朝食を作ってもいいですか?」
「朝食を?」
「はい。毎日決まったものを食べてらっしゃるのは知っています。でも、私は朝食を作って食べる生活をしていたもので、自分の分は作ることになるのですが、慶一さんの分は作らないなんて、そんなのおかしいと思うので」
「いえ、おかしいことはないですよ」
その言葉にさすがにショックを隠せなかった。
あのブロック型の朝食はやはり彼にとって重大な意味があったのだろうか。
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