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ついに来た。覚悟はしてきた。どうせ写さないからと無表情で黙って脱いでいく。
さっきまで気にならなかった山崎の息遣いが聞こえる。
興奮してるのかな、なんて妙に冷静に俯瞰でこの光景を見ている自分が少しおかしい。
あっという間に下着になり、雌豹M字ワキ見せチチ寄せブラ紐ズラし・・・とにかくグラビアアイドルやAV女優のようなポーズをたくさんさせられる。
「うう・・・キ、キツイ・・・!」
ただのエッチなポーズのはずなのに、右脚だけ後ろにとか腰をひねってとか綺麗にとるためのポージングがヨガ並みの筋肉と柔軟性を求められるなんて知らなかった。彼女らのスタイルが抜群なのは努力の結果なのだと思い知らされる。
「いちごさん綺麗だよ!すごいよ!!」
こちらが苦しい思いをしているというのに、ハァハァとお気楽にシャッターを切りまくる山崎にだんだん殺意が芽生えてきた。
後でそのカメラレンズ叩き割ってやるからな、覚悟しろよ畜生!
「いちごさん、そろそろ休憩しようか」
心の中で口汚く罵っていたのが通じたのか、やっと休憩の合図が出た。
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