舞台はどうやら、中世ヨーロッパではないらしい。

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 バレていなかったら、本当にすごいことだけど。 「私としてもキスされて、その隣でしてるんだから興奮しちゃうから我慢してたんだよ!?」 「誇るな! それに褒めちゃいけないだろ、それッ!」 『褒めて褒めて』とドヤ顔をする妹に、認めざる負えない。  なるほど、本当にバレてるな。マジかよ……冗談じゃねえんだ。 「お兄ちゃん、ちょっと心配になってきたぞ……」  頭を抱えてしまう。俺の心配を気にしてないように凛は、 「大丈夫だって! たまに一緒にしてたからっ!」 「心配してるとこはそこじゃな……はあ!? 一緒にしてた!? えっ……い、いやまさか…………」  こんな美人で、可愛い妹が俺と同じようなことをしていた? それも俺と一緒に? 同じ時間に? 『ないな』と首を振り、否定すると、 「そのまさかだったりするんだよね~」 「…………――――っだと!?」  えっ、なに!? 俺の隣でヤってたって!? 信じられない……。やばい、興奮してきた。 「お兄ちゃんが頑張って出そうとしてるとこ、可愛いよ?」 「よぉ~し! 起きよっかな~アハハ」  ここまでくるとさすがに恥ずかしくなってきた。     
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