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第1話 タマの初仕事!?
珠子が黒猫探偵舎に来て、かれこれ3年の月日が経っていた。
雑用係として雇われた彼女は、今では単なる雑用係の域を超えて、立派に探偵助手としての仕事が出来ていると自負している。
中でも、彼女の書く文字は美しく、記録、報告書、手紙など書き物の類を全て任されていることは、彼女にとって、とても誇らしいことであった。
そして、今日もこうして、美しくしたためた報告書を依頼人に送るため、郵便局へ出向いてきた帰りなのであった。
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