☆女王陛下のお気に入り☆

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火照る顔を両手で抑える。 「可愛い」 「へ?」 「そうやって顔を真っ赤にして照れてるの本当に可愛いです。櫻本先輩」 あ…う…。 お、俺はお前のその笑顔の方が可愛いと思うけどな…。 てか、全身がカァと熱くなる。 うぅぅぅ。 思わず制服の襟を掴んでパタパタすれば、 「ダメです!!」 と止められる。 「え?」 「中見えちゃいます!今告白してきた男と2人きりなんですから!!気をつけてください!!」 ズキューン…。 な、なんだ。こいつ。。。 背も低いし、平凡顔なのに。 言ってる事がめちゃくちゃ男前とか!!! 「ご、ごめんなさい」 「気をつけてくださいね!!男は狼ですよ!!」 ………俺も男なんだけどな。。。 てか、ガオってポーズ可愛すぎるな…郷田。 ジィーと観察する。 身長は…俺より10cm弱低いか?167~8cm? 黒髪の短髪。 ウサギみたいな小動物系男子。 目は大きくもなく、小さくもなく。 何も特徴もない…普通の顔。 ただ、優しい…よな。多分。 さっき背中から転がった時もすぐに助け起こしてくれたし。 けど…。 「…お前、俺の事好きって言ったけど…どうしたいの?」 「え?」
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