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ゆっくりと立ち上がると俺のそばまで来て…
「……………」
「は?」
耳をしっかりと傾けなければ聞こえないほどの声音で呟かれたリクエストは──。
「約束……ね?誓」
チュッと首筋にキスを落とされる。
「さぁて、このままそばにいたら襲いそうだから、あとは帰って暗記します。それじゃ、約束守ってくださいね?」
櫻本先輩?
楽しそうにクスクス笑いながら出ていく拳生を呆然と見送る。
100点取れたら…誓のココ触らせて?
言葉と共に指名されたのは…俺のナニな訳で…。
「ばっ……ちょ……マジか…よ?」
追試は3日後。
拳生の取った点数は神のみぞ知る──。
☆甘い約束 END☆
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