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「おはよう。えー。勝くんが、神戸の神戸開国高校に転校するとのことで・・・
まずは勝くん。ご挨拶を」
うそだろ？！さよならなんかは言わせない！そんなに遠くに行く訳じゃないのに・・
俺も馬鹿だよな。
何だよー。
ペリー来てからおかしくないか？
人の出入りやら変な出来事が多すぎる！
勝は、いつものように飄々と歩いて教壇の前に立つと、まずは先生方に一礼した。
「先生が今おっしゃたように、僕は系列の神戸開国高校へ転校する。家持先生、お世話になりました」
そう言って、再度深々と頭を下げた。
「先生、最後なんで、みんなに一席ぶってもいいですか？」
「い、一席ぶつ？まぁ、勝くんだからねぇ・・」
勝は、ばん！と教壇をたたいた。
本当にぶった！
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