134人が本棚に入れています
本棚に追加
またイきそうになったのに、寸での所で指の動きが止められた。ペニスを擦っていた手も止まり、穴から指も引き抜かれる。触るなとは言ったけど、この状態で止められるなんて辛すぎる。訳も分からず賢者をみあげると、ズボンを乱暴に寛げていた。飛び出してきたのは、赤く勃ち上がってる男の象徴。あんな綺麗な顔してるのに、勃起したペニスがついてるなんてなんか不思議だ。
俺と目が合うと、苦笑を浮かべた賢者が覆いかぶさってきた。はーはーと息を荒くした賢者が自分のデコを俺のデコへくっ付けてくる。
「悪い、我慢出来そうにない…」
「ぁ…ッ」
「挿れていい?」
両足を広げられ、窄みには既に賢者の先端が押し当てられている。俺の了承なんて取らないで、入れて欲しいのに、返事をしない俺を急かすように細かく擦り付けてきた。ビクビク震えながら、賢者のペニスを穴に入れようと腰を上げて追いかけても、あと少しって所で腰を引かれてしまう。
「ゃ、あ…!」
「こら、言えないの?」
「だって…!」
「ねえ、挿れたい…俺は挿れたいよ」
掠れた声で、こんな間近で囁かれて、おかしくなりそうだ。
もう、どうでもいい。とにかく、今は目の前の男が欲しくて堪らない。掴んでいたシーツを放すと、賢者の背中へと回した。
「早く…挿れて」
「よくできました」
蕩けるような笑顔を浮かべた賢者の硬くて熱いペニスが、俺の尻の穴の中へと入り込んでくる。ゆっくりとした速度で入ってきたと思ったのに、三分の一ぐらいまで入ると一気に奥まで突っ込んで、痺れが走った所を擦りあげてきた。
「 ――― ッ、ぁあああ!!!」
最初のコメントを投稿しよう!