覚醒する黄金の力・・終末の悪夢・・予知夢

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あの奥の部屋に 巨人族の王と例の魔法使いがいます!」 味方の兵士が叫ぶ 再び・・子供の姿の・・今の眠っているアーシュ・・ うなされ・・また少し目を少しだけ 開ける・・黄金の金の色の瞳 ・・まだまだ夢は・・終末の悪夢は続いてゆく・・ 再び目を閉じるアーシュ 次に見た光景は・・相変わらずの血まみれで 傷だらけの自分の鎧姿・・ 床に巨人族の王の首が転がり・・ 宿敵だった あの敵の魔法使いの胸に剣を突き刺して はあはあ・・と荒い息をしながら・・アーシュは言う・・ 「これで終わりだ 魔法使い・・」 「・・これで 呪いの入れ墨は残るが テインタル王女は解放される・・この戦いも・・・」 「・・ふっ・・ふふ」口元かから血を流しながら 魔法使いは笑う 「・・・何がおかしい?」アーシュは問う がしっと 剣を刺しているアーシュの左手首を掴み こう言う・・ 「・・・私は・・・遥か遠い時代・・長い時を生きてきた・・追放された神の一人・・」 「・・何故 この大陸に二千年もの間 戦が絶えなかったと思う? 私が 歴代の王や 白の宗主達に取り入り・・ 裏で操ってきたのですよ・・ 絶大な魔力を 手に入れる為に・・風と土・・水の魔力・・ 絶大な力を持った 先代達の黒の王達の力は すでに我がものにした・・     
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