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「名前は黒沢 京胡よ。好きなものはイケメンの男よ~。京ねぇとか京ちゃんって呼んでねん?」
「ウホっ。ウホウホ(五里 ラゴ 里裸ダ。オマエタチ俺ノハーレムに入レテヤッテモイイゾ。ウホウホ。)」
「たしかにこのクラスの子たちかわいいわよねぇ~。ゴリちゃん!」
「ウホっ。ウホッ。(アア。俺ノハーレムデモ50位クライニナラ入レルカモナ。ウホッ。)」
ゴリちゃんはアフリカでハーレム作ってたのよ。でも、あまりにもモテすぎてアフリカの子たちには飽きたから、奥ゆかしく控えめだと噂な、日本人目がけて編入したらしいのよ。
今日一緒に登校したら、色々話が聞けたのよ~。
「なんでお前は五里の言葉が理解できるんだか…まぁ、いい。一応自己紹介は済んだみたいだし、お前ら、そこの窓際の後ろの席座っとけ。」
「きゃー!先生から命令されちゃったわ。うふうふっ」
俺はきゃぴきゃぴしながら席に座った。
カイに、
「もしかしたら席座りに行く時に足引っ掛けられるかもだから気をつけるのよ!」
って言われたけどみんな俺らのインパクトが強すぎて唖然としてる。
「お前らー。そんなに口ぽかんと開けてると俺がベロチューしちゃうぞー。」
「「「きゃーーーー。」」」」
俺もちゃんと叫んだ。俺だけオネェボイスだから、チワワちゃんたちのソプラノボイスを汚しただけだがな。
クラスの空気も無事戻ったみたいだ。
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