食堂でお食事よ!

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食堂でお食事よ!

「ねぇ、みんなで食堂いかない?京ねえは初めてでしょ?」 俺の3人の友達の中では一番身長が高いが、それでもちっこい奏太が、席に座っている俺に話しかけてくる。 「そうなのよん。ワタシも行きたいと思ってたのよ。」 「お腹すいた。早く行こう?」 「んっ!」 拓と陸も行くみたいだ。 「イケメンはいっぱいいるかしらん。」 手を組みきらきらの目で天を見つめる。 「僕たちのクラスはかわいい系が多いからね。」 「他人事じゃないわよ!そうちゃん。そうちゃんも、とってもかわいいんだからぁ。」 「え、そうかな?」 あっ。照れてほおを掻いてる。 嬉しそう。 ふふっ。オネエは人を褒めやすいキャラなのよん。 なんかワタシまで嬉しくなっちゃうわ。 昔の俺は、人にお礼を言うだけでも恥ずかしくて声が出ないという、コミュ障・極みを発動していたのに、褒めるなんてもってのほかだ。 あっ。ゴリちゃん。置き忘れてない?っていうのは大丈夫よ。 もうすでにハーレムを結成しているわ。さすがね! 男前の性格に逞しい体。きっと握力50キロはあるわね。肌は黒っぽくて、ザ・男よ。息がしやすそうな大きめの鼻とつぶらな瞳がギャップ萌えよ! 「うほうほうほっ!(俺ノ事ハ心配スルナ。オ前ノ好キナヨウニシロ。うほうほ!)」 だってー!! きゃーーーー!ほんとイケメンな性格してるんだからぁ。 ちなみにゴリちゃんと俺は同室だ。 この学校は強制寮ぐらしだからな。
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