Xビジョン/Xモード(瞬間移動・テレポーテーション)

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 瞬間移動・テレポーテーションを最初に体験したのは14歳春の頃、場所は奈良県桜井市の三輪山だった。山を頂上まで登り、降りてくる途中、二股に路が別れており、柵が切れている左手(南)に向かった所迷子になり、さらに道を南に大分下って行ったが、最初の分岐点に戻っていた。  二度目の体験は、44歳の夏、大和三山のある山に行った時。下の道をてくてく歩いていて、山へ登るかどうか迷っていた。ふと目を閉じて瞼を開くと山の中腹まで瞬時に上がっていた。  どういう現象なのかは解らないが、二度目の体験の時は、思念で何者かと会話していて、ぐらっというような身体のふらつき、ふらついた瞬間の意識が消えているようなことがあった。  人間生命や、この自然というものが、例えて有機的な機械であると捉える時、人間の体の異次元多様体を拡大し、物体の情報を包み込んで、所定の座標位置まで移動させるということが、このからくりなのかもしれないが、何せ特定はできない。  私の場合は、自分で瞬間移動・テレポーテーションしたという感覚が無い。言いようのない何者かが介在して行われたと思っている。  瞬間移動・テレポーテーションにしてみても、Xビジョン/Xモードは、デジャブ―で予見していたもので、何に注意するべきかが前もって理解している。違う多くの世界線(パラレルワールド)では、瞬間移動・テレポーテーションを楽しみ、マスターしてタイムリープまでも楽しんでいる、いわゆる超人になってもいたが、それはデジャブ―での話であり、こういうような一見不思議な体験をまとめて、異次元を通じる通信および移動の一例として瞬間移動・テレポーテーションの体験をここに記して置く。
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