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近い将来、地球に小惑星が衝突し、大惨事を引き起こす・・・そっち系のメディアでは手垢の付きまくったネタである。
ところが最新の研究により、俄に現実味を帯びてきたという噂をご存知だろうか?
小惑星・アポフィス・・・地球の軌道の近くから金星の軌道付近までの楕円軌道を公転している小惑星で、直径が300m以上。
2014年に発見されたこのアポフィスが、2029年に地球に衝突するかもしれないと、当時のメディアが騒いだが、正確な計算の結果、アポフィスは地球から3万キロメーターのところを通過することが判明し、騒ぎは収まった。
この時、日本のGという天文学者が、この結果に疑問を持った。
3万キロメーターというと、遠いように見えるが、月と地球の間は約38万キロメートル。つまり月と地球の距離の10分の1以下の距離をアポフィスは通過するのだ。
ちなみに3万キロメーターというと、人工衛星の軌道にかなり近い。地球に影響がなくても、人工衛星に被害が発生することが、十分に考えられる。
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