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毎年、冬になるとインフルエンザが流行しています。
私が聞いた怖い噂というのが、インフルエンザを殺人に利用しているというものです。
とはいっても、インフルエンザの致死率は約0.1%。これでは感染させても死ぬことはまず期待できません。
そこで、インフルエンザによる異常行動を利用するのです。
インフルエンザの患者が、わけの分からないことをしゃべったり、突然走り回ったり、窓を開けて外に出ようとしたりすることがあるのは、周知の事実です。
あとは簡単です。インフルエンザに感染した子供を窓やベランダから落とすだけ。
警察が調べてインフルエンザに感染していたことが証明され、親が「インフルエンザになって、この子は突然走り回ったりとか、異常な行動をするようになったんです」と言えば、まずバレません。
なぜ子供なのか、と思うでしょう。
私が調べたところ、インフルエンザによる異常行動で亡くなった子供には、ある共通点がありました。
日頃から親に対して暴言や暴行がひどかったり、引き籠っていて臭くてしょうがなかったりして、いわゆる『手の掛かる子』だったのです(もちろん全員ではありません)。
中には警察が詳しく調べたケースもあったようですが、落とす瞬間を目撃されたり、録画されたりしていない限り、追及する証拠がないので、結局、うやむやで終わってしまったようです。
もっと悪質な例があります。
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