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もし俺の行動がより正しいものだったのなら、俺たちの間に流れる時間はもっと素晴らしく美しいものになったのかもしれない。
けど、そんなことを今更言ったところでどうにもならない。
最初からやり直したいだなんて願いは叶わない。
だからこそ、俺は後悔に苛まれ続けた。
そんな俺に転機が訪れたのはあの夏から四年が経った頃、死にたいという言葉をしらのに聞かれてから一年が経った頃、大学一年生の夏の時の事だった。
スターティングオーヴァー。それは叶わない願いだ。
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