夢と自分を信じて

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あぁ、こわいこわい。子供のうちは、もっと楽しい事しないとね。そんな顔しないでよ。 もう、どうして私がこんな所にいるか分かったでしょ。 ちょっと耳かして。今夜ね、お父さんのベッドに、カエルのおもちゃを入れておどろかそうと思うんだ。 昨日お店で、すっごくリアルなカエルのおもちゃ、見つけちゃったんだ。 あぁ、ちなみに本日一回目にここに入れられたのは、お使いのお金でそのカーちゃん買ったの、見つかっちゃったの。 カーちゃんって何かって?分かんない?カエルのおもちゃだよ。 こわい顔がお母さんそっくりだからカーちゃん。私、ナイスネーミング!ねぇ、そう思わない? え、つまりネコババしたお金で買ったおもちゃで、イタズラする気かって? もう、そんな人聞きの悪い事言わないでよ。 野菜なんかを買うよりも、もっと楽しくて夢がある、とってもすてきな物を買ってきてあげて、お父さんの、ふるくさい考えを、どっかへふっとばそうとしているすてきなかわいい女の子。とでも言ってよね。100歩ゆずってそう言ったとして、かわいいっは、どこからきたのかって? それは、見ればわかるでしょ。なんで、そこでだまるのよ。 まさか、まさか、でも…ウソ…もしかして、私のかわいさに気がついて、口があいたままふさがらないの?     
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