第1章

10/13
前へ
/13ページ
次へ
「漂泊者とその影」〔つまらないことに苦しまない〕 暑いの反対は寒い。明るいの反対は暗い。大きいの反対は小さい。これらは相対的概念を使った言葉遊びだ。現実もこれと同じだと思ってはいけない。現実もこのように対立していると思い込んでしまうとちょっとした手数の多さが困難や苦労となり、ささいな変化が大きな苦しみとなり、たんなる距離が、疎遠や絶縁につながってしまう。そして多くの悩みは、この程度の差に気づかない人々の不平不満なのである。 私的には、人間関係の苦しみの時の思想に思いました。私は、一人が楽しいと思う時あるので「ぼくを探しに」と「ビッグオーとの出会い」を読んで、手料理作って、身内の男に会いに行く。 身内の男と一緒にいて楽しいとかはない。 でも、年に一度のカクテルプレゼントで機嫌とられる。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加